設計士さんとの打ち合わせ1回目
いよいよ設計士さんとの打ち合わせ初回です。
設計士Yさんから、事前にメールで間取りプランの提示がありました。
プランはふたつ。一階リビングの間取りと、二階リビングの間取りです。
まず、大きなポイント。
どちらも吹き抜けが入っていませんでした。
私は「吹き抜けのないおうちはいやだ!」と思っているほど吹き抜けが欲しいと思っています。
これはなんとかしてもらいたい。
でもその他は、どちらのプランも工夫されていて、いいなと思いました。
目をひいたのは、二階リビング。LDKからアウトリビングバルコニーまで、とてもひろびろした空間。さらに勾配天井です。お風呂と洗面も二階にあり、そこから続く洗濯干し用のインナーバルコニーもいい位置についています。
ただ、インナーガレージのため、一階がガレージと洋室みっつとトイレだけで、なんだか閉塞感を感じました。玄関にせめて吹き抜け階段ができたらなーと思いました。それと、私はすとんとした家が好きなので、ガレージがあると見た目的にどうなんだろう、と心配になりました。
一階リビングのほうは、LDKと和室、ウッドデッキが続いていて、二階ほど広くはないけどいい雰囲気です。玄関横に書斎コーナーもあります。二階はお風呂、洗面、洗濯干し用のバルコニー、洋室みっつ、トイレ。
気になったのは、玄関の向き。外からは玄関が見えにくいように位置しています。
私は、玄関ドアが家の顔だ!と思っているので、ドアは親子ドアで、目につくところにあってほしい…。そこにウェルカムリースを飾るのが夢です。
ここで、私と旦那さんは、悩み始めます。一階リビングと二階リビング、どっちがいいんだろう!?
立地としては、南側に間口がひろく、分譲地内の道路があるだけなので、一階リビングでも十分光がはいります。視線は遮るような工夫は必要だけれど…。
だから敢えて二階リビングにしなくてもいいけれども、土地が狭いので、インナーガレージで二階リビングにしたほうが、LDKがとっても広々しているのです。アウトリビングバルコニーもとってもいい感じです。
旦那さんは、二階リビングに惹かれているようでした。
私は、どちらかというと一階リビング。
やはりインナーガレージの見た目が気になるのと、二階にリビングがあるときの昇り降りが、心配でした。
家に帰ってきてすぐ二階に昇るという作業が、どんな感じなんだろう。マンション育ちなものでそもそも二階建ての生活がどんなものか経験したことがありません。
あと、一階が寝室で、いずれこどもだけの部屋で寝かせるのは防犯上大丈夫なのかな、など…。
以前、間口の狭い土地を検討していたときは、採光と視線の関係で二階リビングがいいと思っていました。でも今回の土地は、一階リビングでも大丈夫な土地。それなら一階がいいなあ、と思う気持ちがありました。
なにより私の憧れの吹き抜けの感じは、一階リビングを見下ろすイメージなのです。
設計士さんには、その辺りを事前にメールで旦那さんから伝えてもらいました。
実際の打ち合わせでは、こちらの意図もくんでくれ、ひとまず一階リビングと二階リビングのどちらのパターンでも、もっと希望によせて考えこんでくれることになりました。
吹き抜けについては、「一階と二階のつながりがほしい」と旦那さんが伝えてくれたので、設計士さんは「そうだったんですね!」とわかってくれました。どうやら、開放感を求めていると思い、勾配天井で代用してくれていたようです。
ただ、広くない土地で立派な吹き抜けをいれるゆとりがないことは私も重々承知しています。
なので、一階リビング案では、南のウッドデッキに沿うようにスケルトン階段を設置して、階段部分だけ吹き抜けにしてほしい!と希望しました。
それはできるとのこと!
鉄骨階段をまっすぐ窓よりに設置案を考えてくれました。
さらに、二階リビング案では、スケルトン階段を折り返しにして、玄関横に設置し、そこも吹き抜けにしてくれることに。
それと、インナーガレージにしたときの外観の実例も見せてもらいました。なかなかかっこよかったです。
他にも細かい要望を色々しました。
・ウッドデッキのフェンス代わりに格子をつかいたい。
・一階の玄関付近のトイレは、手洗いをトイレの外に設置したい(帰宅時の手洗い用)。
・玄関ドアは外から見えるところに。親子ドアで。
・ゴミ置場側は、玄関から見えないように、玄関ポーチに沿うように壁を設置してほしい。
などなど…。
設計士Yさんは、こちらの希望に関心をもってくれ、提案をしてくれます。無理なところは無理と言ってくれるので、わかりやすいです。ひとまず、また改良案を作って返してくれることになりました。
私の希望ばかり書いてしまいましたが、旦那さんの希望や細かい疑問点にも、ちゃんと答えてくれていました。
旦那さんの当初の心配は、プランに納得しないまま次に急かされるのは嫌だな、というものだったので、Yさんの対応はそうではなかったので安心したみたいです。
はじめての打ち合わせ。Yさんとうまくやりとりできそうなのでほっとしつつ、次の案と打ち合わせが楽しみです。